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アスファルト防水

 アスファルト防水とは、屋根材の下地として使用される防水紙と溶解アスファルトで防水層を作ります。アスファルト防水は昔から使用されており、防水性の高さが特徴です。

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メリット

 アスファルト防水は、防水性の高さに加えて耐用年数が長いこともメリットとして挙げられます。他の防水工事は耐用年数が15年ほどであるのに対し、アスファルト防水は15年以上とも言われています。また水密性も高く、水を通しにくいです。

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デメリット

 デメリットは、施工の際に臭いがすることです。熱を使って施工した際にきつい匂いがするので、ご近所に配慮することが必要です。また、熱を使う施工をするときは火災のリスクもゼロではありません。

 アスファルト防水の施工法は「熱工法」「常温粘着工法」「トーチ工法」があります。熱工法は、現場で溶解窯でアスファルトを溶かして施工します。熱を覚ましながら防水層を作るので高い防水性の高い防水層を作ることができます。常温粘着工法は、熱を使用せずに常温で防水シートを貼り重ねる工法です。熱を使用しないので、防水性は熱工法より低くなります。トーチ工法は、防水シートについているアスファルトをガスバーナーで溶かし、貼る方法です。溶解窯が必要ないので、狭い場所でも施工が可能です

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